去年と違って雪が少ない道央圏の南側。雪が解けて緑が芽生える間はオフシーズン。
年昨年2月以降は全く山登りをしていないので、今年は道内の山々を巡りたい。
しかしコロナ過に趣味が二つ出来たので、広く浅くこなしていきたい。
さて前回に引き続きマツダのMX-30。
今回は外観について個人の主観で勝手に思ったことをつらつらと。
マツダが標榜する「魂動デザイン」の艶めかしさや躍動感は影を潜め、むしろ「魂静デザイン」である。
そして個人的にはどことなく懐かしい車らしさを感じる。
懐かしさその1:Aピラーが立っていて今っぽくない。
懐かしさその2:一昔前のBMW的サイドウィンドウ後半のライン。
懐かしさその3:ドアの断面形状やフェンダーの造形がふっくらシンプル。
懐かしさその4:グリルが小さく押し出し控え目。
懐かしさその5:ライトだけだとクリス・バングル時代のBMW感。
マツダの最近のテールライトと同じアイコンではあるものの、ボディーの造形に内包されていない。
懐かしさその6:ここだけ見るとフェラーリ430や458っぽさ。
懐かしさその7:リアのバンパーはおたふく的にぼてっとしていてVWゴルフVっぽい。
ただゴルフVのほうがスマート。
懐かしさその8:この色を見た時「シトロエンC3プルリエルだ!」と思った。
私のMX-30の色は、登場から2年と少しで廃番となった3トーンのポリメタルグレーメタリック。
海の色のように天気や時間帯で違った見え方となる。
売れてない車×もう無い色ということもまた良き。
かつてのヨーロッパ車のエッセンスが少しだけ入っているようないないようなデザイン。
控え目で目立ちにくく優しい雰囲気ながらも、懐かしさと新しさとこだわりを感じる。
皆が良いと感じる車ではないと思うけれど、
このMX-30のカタチ、なかなか気に入ってる。